自由億投資家になると、税金ってどれくらい払うのか。また、税金についてどういう考えを持っているのか。
今回は私の税事情についてお話ししたいと思います。
目次
投資家とサラリーマンの年収1億は全然違う
資産形成において、給与所得によって資産形成をえるのか、それともそれ以外の投資などの所得で資産形成をするのかによって、日本の場合は税制が大きく変わります。
給与所得となると最大50%引かれます。
1億稼いでも5000万以上持っていかれます。
厳密には4800万ぐらいが手取りだったはずです。
一方で投資によって得た所得の場合、利益に対して約20%課税されるので、7900万ぐらいの所得になります。
大きく違いますよね。
同じ年収1億でもこれだけ隔たりがあります。
株式投資をやっていて年収1億円の人と、サラリーマンをやっていて年収1億円の人だと倍ぐらい所得が違うんです。
まずここが大事です。
みんな年収とか、時には年商いくらの社長とかって言いますよね。
年商10億の社長はすごいみたいになりますけど、年商10億でも年収500万の社長なんていくらでもいますからね。
儲かっていない会社の社長なんてそんなもんです。
その辺をはっきりさせることが所得を知る上で重要だと思います。
自由億投資家の納税額
10億という資産を形成するということは、当然それに見合うだけ税金を払っているということなんです。
10億が単純な給与所得なら5億、投資によって得たのであれば8億ぐらい残っています。
5億と8億じゃ全然違いますよね。
私の場合は、本業が不動産ですので不動産投資によって得ている部分が多いです。
不動産は、長期譲渡所得という5年以上保有していれば税金が20%になります。
逆に5年未満だと40%くらいかかります。
これは日本の不動産の狂っているところです。笑
5年以上持たないと不動産にはなかなかの税金がかかってきます。
私の場合は長期でやっているので、約2割税金を納めています。
つまり億単位で納税しているということです。
自由億投資家のふるさと納税は大変
ふるさと納税をしている人は多いと思いますが、私も毎年やっています。
億単位の納税の場合、ふるさと納税は1000万円以上になります。
その1000万以上のふるさと納税をクレジットカードでやっていると、毎月カードが止まります。笑
異常な数量や金額になっているので、カード会社から電話がかかってきて、〇〇市にめちゃくちゃ支払が行われていますが大丈夫ですか?みたいな確認が来ます。
そして私の場合、基本的にカードに限度額があるので止まります。
知っている限りだと、限度額なしのカードってアメックスセンチュリオンぐらいしかないんですが、高い年会費を払うのが嫌なので使っていません。
普通のプラチナカードだと大体月500万ぐらいで限度額に達します。
止まったら次のプラチナカードを使うという感じです。
一枚では足りなくなります。そうすると今度は銀行の引き落としが大変なことになってきたりと、税金に関しては色んな悩みが出てきます。
ふるさと納税を1000万やるのは結構大変です。
投資における税金
投資にかかる税金は、値上がり益にかかる譲渡益課税と配当金にかかる配当課税の2つです。
いずれも税率は20.315%(所得税[復興特別税を含む]、住民税)です。
米国債を売却して、数千万利益が出た時は、1000万ぐらい自動的に引かれていますし、金利に対してもすごいです。
今はないですけど、アメリカがまだ金利があった頃、毎月金利の受け取りが40〜50万あったんです。
それに対して約20%税金がかかるので、金利分だけで10万ぐらい毎月引かれていました。
数万から数百万、1億ぐらいまで、一年間で税金が課されている回数は数百発ぐらい食らっていますね。
四国のマスク代ぐらいは、納税しているかもしれません。笑
投資で得たお金の節税は考えない
税金は避けて通れないので、日本人である以上払わないといけません。
ただ、申告が終わって何億というお金がいきなり口座から引き落とされるのを見るのはなんとも言えない気持ちになります。
何億というお金が引き落とされているのに、たった一行で「所得税」と記されているだけですから。笑
基本的に税対策っていうのは、所得によって税金の種類が違うんですが、株式投資などで得た所得の節税対策はできないと考えた方がいいです。
食事に行って経費で落とすなんてこともできません。
それなら投資法人を作って会社でやったらいいじゃないかと思うかもしれませんが、会社は法人税によって半分近く引かれるので、どっちが良い悪いということではありません。
税金は払うとか、払わないとかそういう問題ではありません。
「諦め」です。笑
払わないと捕まってしまうので。
納税したお金なんて、どうせろくな使われ方していないので、気分が良い訳はないです。
そこにプラスのモチベーションはなく、全部マイナスのモチベーションしかないです。
だから優秀な日本人の投資家は海外に移ろうという人も多いです。
日本にいる以上、払うものは払わないと捕まるので、私は脱税を推奨しません。笑
国はちゃんと見ています。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は自由億投資家の税事情について、私の実体験を中心にお話しさせていただきました。
少しでもご参考にしていただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。