コロナショックから約半年が経過し、市場の状況も大きく変わっています。
そこで今回は、コロナショック後の市場において、私がとっている行動についてお話ししたいと思います。
目次
債券中心の運用から株式にシフト
直近投資したものとして、新しくEB債(転換社債)を組み、あとは個別銘柄を購入しました。
日本株だとメルカリ(4385)などに投資をしました。
米国では、貯金のような感覚で保有できる銘柄を選びました。
銀行大手のシティバンクや通信大手のAT&Tなどの銘柄です。
いわゆる高利回り株式です。
今まで債券中心の運用を行っていましたが、ここに来て株式への投資にシフトしています。
これまでは主に米国債という固いものでやっていました。
ただ米国債の金利が死んでしまって、30年物であっても1%前半という史上最低レベルのイールドになってしまっています。
債券市場そのものが死んでいるんです。
ただ、債券市場が死んでいるから投資的に妙味がないのかというとそうではなくて、相対的にここからは個別株が良いと考えています。
コロナ前の水準から比べて、株価だけ見れば9割程回復しています。
GDPが大きく落ち込んだにもかかわらず、株価がこれだけ戻っているのは、通貨を擦りすぎて、通貨の価値が下がっているからです。
今の株価と一年前の株価の意味は違うという話もありながら、それでも株そのものに投資をしていくのはありなのかなと思います。
株式投資の二つの軸
先進性がある銘柄
株式を選ぶ際、先進性がある銘柄を選んでいます。
直近購入した日本株でメルカリをあげた理由は、先進性があり、安定性が高いと思っているからです。
メルカリに関しては、上値はいくらでもつくと思っています。
こういうIT系の株って青天井で上がっていったりするので。
一方で、底値が限定されているだろうという安心感もあるんです。
それはなぜか?
メルカリの場合、株価が半分ぐらいに下がったら、恐らくどこかに企業買収される可能性があると考えているからです。
企業買収されるとその時点でまた株価が上がる可能性があるので、そういう意味で安心感があると思っています。
つまり上値は青天井だけど、下値はある程度限定的に動くんではないかという見方を持っています。
メルカリ自身が粉飾決算したりするようなことがない限りは、割と安定的なのかなと思っています。
高利回り銘柄にも注目
シティバンクに関しては、元々大規模なコングロマリッドができているような会社ですし、そもそも財務基盤が固い上に、時価総額も超がつくぐらい大きいです。
その中で、株価が下がっていて、配当利回りが5%を超えている水準は、単純に魅力的な銘柄に見えているということが理由です。
以上のことから、安定性と先進性の二つを軸にポートフォリオを組んで行こうかなと考えています。
債券に伸びしろがなくなっている中で、債券投資を続けるというのは心地良くないですからね。
原油投資のその後
コロナショック後に約1億投資した原油については、2000万程まだ残っています。
原油に関しても、上がったとはいえ上値が重たい展開になっています。
WTIは40ドル半ばまで目指すような展開になっているのですが、私が投資しているETFやETNの価格が連動してきていません。
特に2038のドバイ原油に関しては、ドバイ原油自体がそもそもWTIとどこまで連動しているのかという話もあります。
もっというとドバイ原油から東京原油そのものがどこまでの値段に戻ってきているのかと言われると、まだまだコロナ前の4万円半ばから比べるとまだ3万あたりをうろうろしていて、そこまで戻りも良くないという状況です。
WTI以外はややこしい状況が続いてるという印象です。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
コロナ前と比べて株式市場も戻ってきたり、債券市場の環境も変化している中で、これからの投資先として注目している株式についてお話しさせていただきました。
具体的銘柄については、儲けを保証できるわけではありませんので、あくまでご参考までにしていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。