仮想通貨、ビットコインという言葉を聞いて何それ?知らないという人はかなり少なくなってきているように思います。
今さら仮想通貨に投資ってもう遅いのでは?と思っている人もいるかと思います。
そこで今回は、これから仮想通貨に投資するのはもう遅いのか、このことについてお話ししていきたいと思います。
目次
ハイプだけは絶対にやってはいけない
まず仮想通貨投資をする場合に、これだけは言っておきたいことがあります。
それはハイプを絶対にやらないことです。
ハイプ(HYIP)とは、High Yield Investment Programの略称です。
高利回り案件、や高収益プログラムなどと呼ばれ、日利1%や月利30%の配当などと謳って仮想通貨の出資を募ったりするものです。
過去には数千億もの被害が出ているものもあり、非常に悪質なものです。
仮想通貨の送金スピードや、送金の匿名性から、マネーロンダリングの格好の的となっています。
あえて言う必要もないぐらい当たり前のことですが、少なくとも読者のみなさんはハイプをやることのないように念押しさせていただきます。
ハイプは投資ではありません。
初心者であれば、仮想通貨のみの値上がり・値下がりをレバレッジをかけずにやるといいです。
レバレッジをかけてやることのリスクについては下記の記事内でもお話ししていますので、そちらを是非お読みください。
仮想通貨はむしろこれから持つべき
前置きが長くなってしまいましたが、本題に入ります。
このところ、仮想通貨を持つということの意味合いが変わってきています。
既存の通貨の代替案として、米ドルや金の役割に代わって、仮想通貨本位制のようになる可能性が有り得るという話です。
詳しくはこちらの記事をお読みください。
これはつまり、仮想通貨そのものを持たないことに対するリスクが出始めているということです。
これまでは、仮想通貨は投機対象で純粋に値段の上がり下がりでしかみられていませんでした。
しかし今後もし世界の基準的なものになっていくのであれば、何か金融危機が起こった時や、仮に日本が潰れたという時にでも、仮想通貨があれば、仮想通貨そのものが価値を生み出す可能性があります。
そうしたことを考えると、世界でこれだけ通貨の信用が落ちている中で、無くなっても良いという範囲内で、仮想通貨を持ってもいいのではないかと思います。
その観点で言うと、仮想通貨は遅いも早いも「これから持つべきもの」だと考えています。
通貨に対するヘッジで持てるものになってくると、仮想通貨の価値はむしろこれから上がってくる可能性があると思います。
価値というのは、世界中の多くの人が価値があると思っているということです。
例えば、日本円は日本政府が担保しているから価値があるのではなく、一般社会として世界中の人がこれくらいの価値があると認識しているから、成り立っているのだと思います。
仮想通貨こそドルコスト平均法※で買ってもいいのではないかと思います。
ドル・コスト平均法とは、価格が日々変わる金融商品を一度に購入するのではなく、一定額ずつ分けて購入することで、平均買付単価を抑える方法です。例えば積立投信などで毎月一定額を積み立てると、価格が高いときには少なく、安いときには多く買い付けるため、毎月一定量(口数)を買う方法よりも、結果的に買付単価が平準化することになります。価格が変動する金融商品は、たまたま価格が高いときに一気に購入すると、高値づかみをしてしまう可能性があります
SMBC日興証券
投資として長期保有するのであれば、ドルコスト平均法は有効な手段と言えます。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
仮想通貨の本領が発揮されるのは、まだまだこれからだと思います。
今はほとんど投機対象として見られているものが、いつしか本物の投資対象となった時、見える景色は大きく変わっているはずです。
仮想通貨に投資する際には、注意すべき点に気をつけて、投資を行うようにしてください。
少しでもご参考にしていただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。