私が投資するとき、どんな買い方やどのタイミングで入っているのかを聞かれることがありましたので、今回の記事でご紹介したいと思います。
あくまで、一投資家の投資スタイルとしてご参考にしていただくのがいいかと思いますので、自分なりの投資理論に役立ててもらえると嬉しいです。
目次
買うときは分けて買う
私は、基本3回ぐらいに分けて買います。
まず安いと思ったら一回入る。
↓
それでも予想を超えて下がったら、さらにもう一回入れる。
↓
そのさらに下に行けば、もう一回入れる。
↓
それでも下がったら、あとは上がるのを待つ。
という感じですね。
最初から全力ではいきません。
ちなみに3回に分けて購入する場合は、大体1回に3分の1ずつ投入していくようにしています。
タイミングを逃さないために、安いと思ったらまずエントリーし、取得コストを平均化していくために分散して購入していくという感じです。
この買い方は昔からしています。
やはり保険をかけときたいですからね。
初回からMAXベットする人って相当自信があるか、ギャンブルが好きな人だと思います。
ちなみに買う時は、基本成行で買っています。
米国株もリアルタイムで取引していますので、成行です。
指値は極端に使わない方だと思います。
本当は指値入れておけばいいと思うこともいっぱいあるんですけど、なんか私の性分には合わないんでしょうね。
この「なんか合わない」っていうのは自分の中で大切にしたいなって思っています。
だから指値をきちんと入れられる人はすごいなと思います。私にはそういう度胸がないんですよね。
底値で拾うという考えは間違っている
この間、底値で拾うコツってありますか?と質問されました。
答えは、「そんなものない」です。
市場というのは常にエモーショナルに動きます。
そもそも市場は正しい値段をつけていることがほとんどありません。
その中で、底かどうかっていうのは「後付け」でしかないんです。
だから、底かどうか関係なく、この値段なら安いんじゃないかという基準で買っていくべきだと考えています。
底値を拾って大きなリバウンドをとるという考えではなく、この会社の株価がこの水準はおかしいでしょという考えで買うことが大事だと思います。
これは私の「間違いを正す」という投資哲学に当てはめて考えています。
[詳しくはこちらの記事をお読みください↓]
よって底値であるとか、ないとかという点は、投資においては重要ではないと思っています。
買うときの入るタイミング
入るタイミングは、常に自分の中で模索し続けています。
将棋を打っている人が、神の一手を目指すように。
正直入り方が分かったら教えて欲しいです。笑
後付けではなんとでも言えるんです。
自分では常に儲かると思って入るので。
でも儲かった投資がすごくて、儲からなかった投資がすごくなかったかと言ったら必ずしもそうではないんです。
ラッキーパンチってありますよね?
例えば、本来下がるはずだったのに、投資先の会社がいきなりすごい開発をしたとかで儲かったとします。
儲かっているので、結果的に入ったタイミングは良かったかもしれません。
しかし、この投資が正しかったかと言えば、そうではないと思うんです。
意図したことが、きちんと自分の手のひらの上で起こってくれるというのが大事だからです。
理由づけができるかどうかで、入るかを決めます。
どういう理由があったら入るのかは、個々人が投資の勉強をして、自分なりにこの理由なら入るっていうのを考えるべきだと思います。
理由もなく、なんとなく入るのは過去にもあまりいい結果になったことはないですね。
投資理論は十人十色ですが、ただ理由をしっかりと自分の中で説明できるようになっているかどうかは共通して大切なことだと考えています。
まとめ
・買うときは3回に分けて買う
・底値で拾うという考えは持たず、この値段なら安いと思ったら入ればいい
・自分で理由が説明できるタイミングで入る
いかがでしたでしょうか。
今回は買い方と、入るタイミングについて、お話しさせていただきました。
冒頭でも述べましたが、あくまで一投資家の投資スタイルとして、ご参考にしていただき、ご自身の投資理論に役立ててもらえると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。