新型コロナウィルスが今もなお、終息せず世界で猛威をふるっています。
そんな中、今回はアフターコロナの世界経済はどうなるのか、考えていきたいと思います。
目次
世界経済もコロナショックの影響は続く
大局的なことをいうと、コロナショックは世界恐慌以来の出来事だろうと言われています。
米国においても上場企業がバタバタと潰れていて、毎日と言っていいほど倒産のニュースを見ます。
日本以外は、オリンピックというイベントがない分、そこに振り回されることはありません。
ただオリンピックに関係なく、世界も景気は悪くなっていくと思います。
世界経済の重要な材料として以下3点をあげておきます。
一つは米中間の問題。
トランプ大統領は断交と言っていますが、いつも言ってますから大した問題ではないです。笑
しかし米中間での摩擦が起こることは間違いないと思いますので、経済への悪影響が懸念されます。
2つめは、新型コロナウィルス感染拡大の責任問題。
中国が新型コロナウィルスの感染を拡大させたとする責任問題がどうなっていくのか。
中国の出方によって、重要な材料となっていくことが考えられます。
3つ目は資源の問題です。
ロックダウン、日本でいう緊急事態宣言によって、世界的な原油消費が大きく落ち込んでいます。
そのため産油国(ロシア、サウジアラビア、米国を中心とした)の見通しは悪化していくでしょう。
グローバルでいうとこの3つが大きなトピックスになることは間違いないかなと思います。
本当はここで6月以降の見通しを話そうと思っていたのですが、原油がマイナスをつけた事件を受けて、分からなくなってしまいました。
詳しくはこちらの記事をお読みください↓
とんでもないことが起きても不思議じゃないという状況になっていて、予測ができないです。
普段であれば、NYダウが3万ドルから大きく下がったので、買いだと思うんですが、起きている物事が大きすぎて、予測しろと言われても振れ幅が大きすぎて、想定の範囲を大きく超えてしまいます。
何が言いたいかというと、それだけ大変な事が起きているということです。
現状、楽観的なことは何もないです。
もうちょっと時間が経ったら、お話したいと思います。
コロナによって世界中で進むIT化
日本も世界も共通して進むことはIT化だと考えています。
コロナショックが起きて、テレワーク関連や、情報通信関連の株式が上がっていますが、その先を考えると、インターネットセキュリティ関連がくると思います。
有事の際、それに対処していることに株価は反応しています。
それならば次に起きることを予測すればいいわけです。
そう、次に何が起こるか。
ずばりサイバーセキュリティーだと思います。
今まで会社の高度なセキュリティに守られていたデータが、テレワークで自宅に持って帰れるようになったことで、セキュリティが甘くなっています。
それに気づいていない経営者や社員はとても多いと思います。
そこを狙ってくるハッカーは山ほどいて、今後インターネット上のセキュリティ問題が恐らくとても増えると考えています。
会社で導入しているサーバのセキュリティに対して、個人がよく使用するアンチウィルス的なソフトのセキュリティというのは、次元が違うぐらい防御力が違います。
つまり、テレワークが広まったことによって、インターネットセキュリティの必要性が顕在化したということです。
これまでは、テレワークが盛んではなかったので、そこまで騒がなくても良かったですが、今回のテレワークの普及で裾野が広がったと思います。
よって中期的にはインターネットセキュリティで技術を持っている会社が大きく伸びるのではないでしょうか。
またこれからは、個人が自宅でセキュリティサーバを持つ時代がくると思っています。
今だとセキュリティサーバって100万ぐらいかかると思うんですが、個人でも導入できるような価格帯で、機能を凝縮したようなものが出てくれば、それを開発した会社は注目すべきだと考えています。
まとめ
コロナショックの影響は、世界経済においても大きな出来事であったため、私の予想を遥かに超えていました。
その中で現状を整理してお話させていただきましたので、世界市場を見る上で、少しでもご参考にしていただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。