証券会社との付き合い方

証券会社との付き合い方って人それぞれだと思うんですが、私は7~8社口座を持っています。
ネット証券、対面証券いろいろありますが、どのように使い分けているのか今回はお話ししたいと思います。

目次

他人にすすめるならネット証券

私は7~8社証券口座を持っていますが、ネット証券が2社、対面証券が5~6社です。

ちなみに他人にすすめるならネット証券をおすすめします。

理由はネット証券の方が株式売買手数料をはじめコストが安いからです。

インターネットからいくらでもマーケット情報が取れる時代なので、自分で情報収集して売買を行うのであれば、ネット証券で十分です。

またネット上の機能面からもネット証券の方が使いやすいと思います。

特にポートフォリオの管理は断然しやすいと思います。

7~8社も口座があると、ポートフォリオでパフォーマンス管理をする時にとてもごちゃごちゃするので、もっと分かりやすくできたらなと思ったりします。

ならネット証券一択かというと、実はそうではありません。

ネット証券よりも対面証券の方が条件が有利になる商品もあるんです。

対面証券はネット証券ではカバーしきれないサービスや商品を必要とする場合に、利用すればいいと思います。

対面証券と取引をする理由

対面証券はよく「担当者が有益なマーケット情報をくれるから」という理由で、おすすめする人がいますが、私の場合は自分でマーケット情報を収集しているので、逆に担当者の方が知らないってことが多いですね。笑

どちらかというと恩返し的なところはあるかもしれません。

これまで自分も社会にお世話になったという意味合いで、若い営業マンに取引の仕方を見せて勉強してもらえたらなとか。

かなりマニアックな取引をすることもあるので私のやり方は結構面白いと思います。笑

これは証券に限ったことではありませんが、人と人との繋がりがあると、間接的に仕事に関わることに繋がることもあったりします。

仕事の相談やリクルートに繋がることがあるので、対面証券にも口座を作っています。

もちろんそれだけではありません。

対面証券でしかできないこともあるからです。

債券は対面証券でしか取り扱いがないものも多い

対面証券と付き合うメリットとして、債券の取り扱いが多い点が挙げられます。

仕組債などは組成するところから始めるので、そもそもネット証券では商品としてないものが多いです。

仕組債は例えば、アマゾンの株価を参照して100ドルが1年後70ドル以上なら年率20%とれるといった、株価参照の債券などがあります。

オーダーメイドの商品がほとんどなので、購入したければネット証券ではなく対面証券と付き合う必要があります。

債券については、別の記事で改めてお話ししようと思いますが、債券のポートフォリオを組む際、国債や転換社債などを組み入れるので、債券投資を行う場合は対面証券を利用します。

対面証券を効果的に使える人

大口取引の場合、対面証券では優遇されることが正直あります。

特に外国株式に関しては、大口先になると為替スプレッドが0円とか1銭とかで取引ができます。

ネット証券だと片道25銭、往復50銭ですから、1000万の売り買いで約5万円コストがかかりますので、実は外国株式においては手数料はそんなに変わらなかったりします。

そのため、ネット証券と比べてコスト面で差がないのであれば、手厚くフォローアップしてくれる対面証券を使うメリットはあります。

本当に対面証券を利用する効果を発揮できるのは、1億以上の投資ができるようになってからかなというイメージです。
2〜3億運用に回せるお金があれば見えてくる景色が変わってきます。

それまではネット証券で十分です。

銀行で証券投資するメリットって?

銀行でも投資信託などの取り扱いがありますが、正直投資信託のラインナップがイマイチです。

特にファンドラップ笑

ファンドラップは銀行に限らずですが、儲かる仕組みがよく分かりません笑

ただ、PB(プライベートバンカー)が出てくると、状況は変わってきます。

PBのお話は別の機会にお話しできればと思いますが、PBは一般的な銀行の営業マンとはまた別物です。

そもそも、銀行は一般株式を取り扱えませんし、あくまで証券会社をメインに証券投資を行っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ネット証券と対面証券の使い方についてお話しさせていただきました。
特に対面証券は付き合い方次第で、投資の幅を大きく広げることもできますので、上手に利用してみてください。少しでもご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

※当ブログに掲載されている記事について

当ブログに掲載されている記事は、あくまで個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
また当ブログ記事に書かれている内容は、100%正確であるとは限りません。

あくまでも投資は自己責任でお願い致します。