前回の記事で、ポケモンカードを投資先に選んだ理由についてお話しました。
実はポケモンカードにはモノに投資する際に大切なことが含まれています。
その大切なことについて今回は詳しくお話したいと思います。
目次
モノに投資する際に大切な3つのこと
モノに投資する際に大切なことが3つあります。
それは「希少性」・「認知度」・「仕掛け」です。
この「希少性」・「認知度」・「仕掛け」が揃っているのがポケモンカードだと考えています。
1. 希少性
希少性については、前回の記事でお話しましたが、私が投資している旧裏面というものは、昔の数年間に日本向けとして作られた少量のものなので、申し分ありません。
2. 認知度
認知度は、言わずもがな世界中に知られています。
認知度というのは、希少性を担保するのに非常に重要だと考えています。
なぜなら、希少であっても誰にも知られていなければ売ることができないからです。
例えば、世界に一個しかない石であっても、それが希少であることの証明と認知度がないとその石は売れません。
でもそれがダイヤモンドだと分かった瞬間に物凄い値段になるわけです。
モノの本質というのはそういうことです。
3. 仕掛け
仕掛けに関しては、いつ入ってもおかしくないと思っています。
なぜなら法定通貨が揺らいでいるためです。
そもそもポケモンというコンテンツを任天堂が潰してしまうはずはありません。
任天堂が世界的に認知されたマリオに次に大きなコンテンツで、そのマリオですらも今凌ごうとしている巨大コンテンツになりつつあります。
さらにeスポーツにも参戦していこうという流れもあります。
任天堂という世界的に強いゲーム会社がポケモンをバックアップしてくれているようなものです。
富裕層が投資するモノの基準
ポケモンカードに関しては、もう一つとても大事な点があります。
他のモノとポケモンカードを比べる際に、ヴィンテージコインが比較対象として挙げられます。
ヴィンテージコインは、昔発行されたコインで、数百万円から数億円の値段がついているものまで幅広くあります。
このヴィンテージコインがクローズアップされたのはここ20〜30年で、その間に市場が拡大していき、数百万円のコインが数億円になるという枚挙にいとまがない状況です。
なぜそんな価値になるのか?と思っている人も多いですが、実はそれ自身に価値があるのではありません。
「投資家が買う」価値にまで上がってくれば、投資家が買うのです。
つまり、ポケモンカードにせよ、ヴィンテージコインにせよ、数万円では投資家が買う対象として見ることはなく、数百万、数千万になってくるから、それを買うということです。
お金持ちにとっては、数千万の価値があるからこそ取り回しがいいわけです。
このカードは1枚数千万だったら、金庫に10枚並べておけば数億になるし、1枚一億まで上がってくれれば、10枚で十億だと。
これは細かくていいねと。
そういう理由で本当にモノというのは買われていくんです。
富裕層が何を考えてモノを買っているかを理解していけば、ポケモンカードの価値に気付けると思います。
富裕層は別に値段が上がらなくてもいいんです。
その価値が維持されていれば、自分の子供や孫の代までそれが残るので。
富裕層が考えることはリスクヘッジです。
つまり、ポケモンカードも持っていれば、ヴィンテージコインもロレックスも持っているというのが彼らの考えです。
その選択肢の一つに入るだけで凄いことですが、今はまだポケモンカードはその選択肢に入っていません。
ポケモンカードの市場価値はまだ数千〜数万円だからです。
ただ、一番高いカードが数百万レベルまで上がってきていて、アメリカでは数千万のカードも出てきているようなので、そろそろなのかなというイメージはありますが、まだそこまで富裕層への認知はされていないように思います。
富裕層の中で認知され始めると、とんでもないことになるわけですが、ポケモンカードはグローバルでそのようになる可能性が高いものだと考えています。