日本では菅内閣が発足し、米国では11月いよいよ大統領選挙を控えています。
そこで今回は日米の政局の変化に対する、私の見方をお話ししたいと思います。
目次
アベノミクス継承の一方で変わること
9月に菅内閣が発足しましたね。
菅さんは安倍さんの政策を一番継いだ方ですので、内閣自体もそこまで大きな手入れがあったわけではないですが、脱ハンコという大きな流れが来ていることが、変化として見られます。
これに関しては、ハンコ業界がどうこうということではなく、合理化がどこまで浸透していくかだと思っています。
日本人って未だに革靴を履いてスーツを着て営業をしていますが、私は合理的ではないと思っています。
今回のハンコの廃止は、そういったことをいつ辞めるのか?という話の一つの投げかけになると思います。
他にも考えれば合理化できることって色々あると思います。
お中元やお歳暮、年賀状など。
それいつ辞めるの?と思うことはたくさんあります。
ようやくその一つであるハンコに着手したなと捉えています。
今まで変えられなかったことを変えていくということが起こっています。
「脱ハンコ」とはそういうことだと思っています。
そうなってくると、合理化の流れが容赦なく来ると考えています。
ハンコがなくなれば、ハンコ業者はどうなるのか?となりますが、そういう忖度を顧みずに合理化が進んでいく。
逆に時代に対応しようよということですね。
ハンコ業界はハンコ業界なりに時代に対応した取り組みをやっていって自分たちが生き残れるようにやっていきなさいと。
当たり前のことですが。笑
ハンコ業界って既得権益に近いですからね。
私たちでも明日あるかどうかわからないようなことをずっとやっているわけで、私たちから見ると彼らの理屈は到底理解できません。
ハンコ屋にはハンコ屋の言い分があるでしょうが、既得権益にあぐらをかぐのではなくて、きちんとみんなが世の中に必要となるものを選んでいく時代にようやくなってきたのかなと感じます。
菅さんは関係ないかもしれませんが、菅内閣発足後による大きな変化だと思っています。
米国大統領選後のシナリオ
基本的な方向性を整理すると、トランプさんが勝てば経済重視、バイデンさんが勝てば左派です。
民衆重視と言えば聞こえはいいですが、より不均衡を少なくするという方針がバイデンさんですよね。
バイデンさんが勝てばもちろん株価は下がると考えています。
最終的にどっちが勝つかわからないですが、基本現職有利なのがアメリカの大統領選です。
下馬評でバイデンさんが多少有利と言われていても、覆ることが結構あるので、結果が出るまでは様子見になっています。
大統領選については個人的には動かないというスタンスです。
こういう荒波の中で自信を持ってやれる人はいいと思うのですが、私が何かアドバイスできるかと聞かれれば、分からないというのが正直なところです。
分からないから積極的には買っていないです。
ただあくまで想定としては、これまで述べた通りで考えています。
荒れる可能性が高いイベントに関しては、わざわざ跨ぐ必要はないという考えです。
「君子危うきに近寄らず」でいいんではないかなと思います。
確かに米国大統領選は大きイベントで、トランプさんとバイデンさんの政策は結構違うので、荒波の中に飛び込んでいくのが好きな人は楽しいのかもしれません。
基本的には、どっちが勝っても強い企業は強いので、選択する銘柄が大きく変わるということはないです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
日米の政局について、私なりの考えをお話しさせていただきました。
米国の見通しについては、米国大統領選挙の結果が出た後に、改めて記事を書く予定です。
少しでもご参考にしていただけますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。