投資哲学は持つべき!?いざという時の判断はこれで決まる

皆さんは投資を行う際、何を基準に行動していますか?
購入する時の判断基準や売却のタイミングってなんとなく安くなっているからとか、高くなってきたからという感じで売買されている方もいるのではないでしょうか。
私の場合、明確な投資哲学があります。そこで今回は、私の投資哲学をお話ししたいと思います。

目次

投資哲学


「間違いを正すということ。」

これが私の投資哲学です。

物の値段は行き過ぎる。

上がり過ぎるし、下がり過ぎる。

そこを淡々と指摘し続けること。

この哲学で投資するものを決めています。

ここからは私の持論ですが、投資って未来にかけるとか、あの会社の特許がすごいとか、PER、PBR、ROA、ROEとかで割安とか出遅れてるとか、様々な基準で見ていったりしますよね。

でも私の場合、そういうことじゃないんです。

価値自身に対して疑問を投げかけるんです。

本当にこの価値なのかと。

詰将棋を打ってるイメージです。

例えば、昨年米国債を購入した時も、「間違いを正す」投資を行いました。

未来を予測して当てることができるのが一番いいのですが、それができたら苦労しません。笑

未来を予測するよりも、今の間違いを正すことの方が勝率は高いと考えています。

例えば100円の価値のものがあるとします。

それが50円に下がっています。

「おかしいでしょ」ってなりますよね。

またある時40円になっている。

「もっとおかしいでしょ」って。

そして30円になっている。

「狂ってるでしょ」って。笑

これが投資だと思っています。

直近だと、原油を掘るのに50ドルコストがかかってるものに対して、売値が20ドルになっていたので、これはおかしいでしょと思いました。

掘るのをやめた方がいいレベルですよね。

だからコロナショック 後の20ドルっていうのは本来の価値ではなく間違っていると思い、原油ETFを購入しました。
(原油については下の記事をお読みください。)



こんな感じで投資判断を行っています。

凡人が勝つための思考

私は自分が決して「天才ではない」と念頭においてマーケットを見ます。

その上で、今見えてる範囲の物事で決するために最大限努力します。

だから「間違いを正す。」という投資判断になるんです。

未来が見えたら世話ないですからね。笑

チャートは、今自分が考えたことが世の中にどれだけ認知されているか確認する場所だと思っています。

自分はチャートが苦手なので、使うというよりかただ見ているだけです。

間違いを正すのにチャートは必要ないです。

出来高などを見て、どれだけ気付いてる人がいるかなどに使う程度です。

出来高が小さいものは、個人の意思で大きく相場が変わってしまいますし、自分の考えた理屈や理論が当てはまらなくなってしまいます。

だから個人の力の影響に左右されにくい、出来高の大きいもので勝負しています。

世界と勝負している気がするし、本質的な投資ができると考えています。

売買のタイミング

私は投資対象を絞らず、なんでもやるスタンスで投資を行っているのですが、そもそも投資の範囲をこれだけ広げたのには理由があります。

いろんな市場を範囲としていると、歴史的な節目を超える瞬間に出会う機会が多く来るからです。

つまり、間違いを正す機会が多くなり、投資機会を増やすことができるということです。

買いのタイミングはそういった時です。

一方で売却のタイミングは間違いが正された時点で売却します。

正しい値段で売る。

これを徹底します。

まだ上がるんじゃないの?と考えるかもしれませんが、高くで売るということ考えてもそれはそれでわからないんです。

大抵の場合、正しい値段でとどまる事ってほとんどなくて、オーバーシュートするので、そこを当てに行くというのは無理だと思っています。

逆に高くなりすぎたら、それはそれで正しい価格から離れて間違っていると判断して、次の投資行動に出るという感じです。

株が高いから、株を空売りしようってなるのではなく、株が高いから債券を買おうとか適切な場所を選ぶようにしています。

だから相場をとったなと思ったらスッと引いていきます。

心地いいプライスっていうのは大事にしていますね。

エントリーポイントを増やす

この考えで投資をすると、エントリーポイントを多く持つことができます。

その時間違っているものに投資をすると真っ先に反応してくれることが多いですから。

相場がオーバーシュートした時にもう少し待ってたら良かったなと思うことってありますよね。

ただ他の人とのわずかな差をつけるとしたら、それを思わないことが大切なんじゃないかと思います。

そう思わない事で、次の投資に目を向ける事ができますし、新たなエントリーポイントを見つける事に繋がります。

市場が適正な価格をつけていることの方が少ないので、そういう意味ではチャンスは常に転がっています。

また時間を味方につけない投資の仕方は良くないと思っているんです。

例えば、株なんて持ってたらいつか上がるでしょって考え方です。

確かにそうかもしれないんですけど、でもそれってキャッシュフロー最悪じゃない?って思います。

その間に5回転できたりしますから。

勝馬に乗るってのは嫌いですね。

本質を見てエントリーする。

「間違いを正す。」というのはそういう事だと考えています。

それが投資の醍醐味だと思っていますね。

だから私が個別銘柄とか言い出したら、おかしくなったと思ってください笑

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は私の、「間違いを正す」投資哲学についてお話しさせていただきました。いろんな考え方があると思いますが、私はこの哲学でこれまで上手くやってこれたので、ご参考にしていただけますと幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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