為替は投資先だけではない、活用するもの!?

FXに代表されるように為替を投資するものと思っている人は多いと思います。
でも投資を続けていくと、為替の別の側面が見えてくるようになります。ということで今回は為替に対する考え方をお話ししたいと思います。

目次

為替投資は遊び 

結論から言いますと、私はFXなどの為替投資は遊びでやっています。

どうしてか?

真面目にやっていて馬鹿らしくなってくるからです。笑

FXをやる人はチャートを見て値動きを予想したりする人も多いと思いますが、そもそも私はチャートを使って値動きを予想し、画面に張り付いて売買をする投資スタイルのものはやりません。

でも遊びではやっています。

なぜやっているのか?

為替をウォッチすることで得られる副産物が大きいからです。

為替を指標として見た時に、他の投資先に活かすことができるんです。

為替は指標としての役割が大きい

為替は株式や債券に連動していますし、最近だと原油とも連動しています。

ですので為替と他の投資先の値動きを見て、普段と違う動きがないか、確認するための指標みたいなものとして使っています。

例えばNYダウが下がると、円高になる傾向があります。

これは、

米国株式が売られる

ドル建て資産が解消される

他の通貨(円)が買われる

円高

という投資家の行動で起こりやすい株式と為替の動きです。
(他にも理由がありますが、ここでは分かりやすく一つの要因を取り上げて説明します。)

これが、

NYダウが下がる

円安

という動きが起こると、通常ではない異変が市場で起きているんじゃないか?と気づくことができます。

こんな動きを見つけた時は、私の頭の中で、警告音が鳴り続けます。

為替は「ソナー」みたいな役割として使っています。

FXで稼ぎ続けるのは建設的ではない

FXで稼ぎ続けるのって難しいんじゃないかと思います。

細かく利益を取っていって稼ぐっていう方法もなくはないかもしれませんが、それだったら、まだ株式投資の方が可能性が高いと思ってしまいます。

FXの魅力は少ない元本で大きい投資ができることです。

レバレッジをかけられるからです。

レバレッジをかけて一発当てる。
これがFXの正しい使い方かなと思います。

FXで成功した人は、実際ほとんど株式に移ってる人が多いです。

これがFXの性質を物語ってるのかなと思います。

おそらくFXを専業として何十年も続けている人って少ないと思います。

為替の難しさと面白さ

私は「間違いを正す」という投資哲学を持っています。

投資対象の本来持っている価値からかけ離れたプライシングが、市場でなされている時、将来間違いが正されるとして、投資するという考え方です。

株式であれば、利益がこれだけ上がっていて、この株価は安すぎるとか、原油であれば、産油国の採掘コストが〇〇ドルなのに対し、今の価格は下がりすぎている、といった判断ができます。

しかし為替においては、この間違いを正すというやり方が使いにくいです。

米ドルが何ドルであれば本来の正しい価値なのか、裏付けるのが難しいからです。

ただ決して軽んじてるわけではなく、投資判断する時にはまず為替の動きを見ます。

運動する前の準備体操のように為替を見ることから始めます。

通貨はドル、ユーロ、豪ドルぐらいは真面目に見るようにしています。

またドル円、ユーロ円意外にもユーロドルを見たりします。

対円の動きだけでは気づかないことが、ユーロドルの動きを見ることで気づくこともしばしあります。

今回のコロナショックのような未曾有の危機の時にはドル不足が起きていて、みんなドル決済で投資しているんだなっていうのがよく分かる動きをしていました。

こいうことに気づけるのって為替の面白いところかなと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
為替はソナーとしての指標でもあり、投資行動の起点ともなる存在として、とても重要なものと捉えています。

為替を投資対象として見るだけでなく、為替を活用して他の投資先を見ることで、投資市場の理解は深まるはずです。
皆さんも為替を活用して、様々な投資先にチャレンジしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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