【投資の怖さと勝ち方】ポートフォリオはこう作る!

私はこれまでの投資の中で、数々の勝ちと負けを経験してきたわけですが、その経験を通じて、ポートフォリオの重要性を感じました。
今回は、私の過去の経験から得たものと、ポートフォリオの重要性やその組み方についてお話ししたいと思います。
私の経験が皆様のお役に立てば幸いです。

目次

初めてにして、投資の怖さを知る

私が始て投資をしたのは大学生2年生の時でした。

きっかけは同級生がやってて、プロっぽいなと思ったから(笑)

今でこそ簡単に起業する人も多いですが、当時の私は、

大学生ってお金もないし、ビジネスするにも難しいなと思っていました。

それでもビジネスっぽいことができるっていうのが、株式投資だったんです。

ドットコムバブル辺りのネット証券黎明期の頃に、プロっぽいことができる。

パソコンで注文板とかが見れたり、形から入れるところがカッコいいと思った(笑)

それで100万か200万身内に借りて始めたのが最初でした。

投資したのがアマナ(証券コード:2402)の株。

友達に勧められた投資情報誌の「ダイヤモンドZAi」で、チャートの読み方とかみて、分析できる気になってアマナがいいと思ったんですね(笑)

しかしその後。

リーマンショックが起きた。

訳がわからなかったですね。すごいことが起きたとしか。

アマナの株は5分の1ぐらいになってしまいました。

出典:TradingView

そこで始めての投資は終わってしまいました。

アマナの株以外にもちょこちょこ売り買いをしていましたが一敗の大きさをしりました。

コツコツ株を買って1日1万、2万ぐらい稼いでいましたが、

この一敗で最終4分の1ぐらいになってしまいました。

初めてにして、相場の怖さを知る。

ただ怖さを知った一方で、楽しさもしれました。

株式って面白いなと。

その後就職してからはしばらく投資からは遠のいていたのですが、証券会社の営業がきっかけでまた取引をすることになりました。

その時に購入したのがアップル株です。
当時スティーブ・ジョブズがipadの発表でプレゼンしているのを見たんです。

当時、世間的にはiPhoneでいいのに、何であのサイズのインターフェイスなんだ?という反応でしたが、自分は違いました。

学生のときにPOSを授業でやっていたので、ipadで世界が変わると思ったんです。

なぜなら統合物流システムの概念が近くなるなと思ったから。

ipadに入れるソフトウェアさえあれば、低コストで導入できると。

即購入して、その後たちまち株価は2倍になりました。

こういうことなんだと思いました。

起こる未来に対して先に手を打つ。

それが世間よりも早ければ投資で勝てる。

見た瞬間のインスピレーションでいいんだなと。

今やレジなどでipadは欠かせないものとなりましたが、その未来が当時想像できていたんです。

投資対象を限定しない

私はこれまで先物取引(指数除く)、新興国個別株以外は一通り投資してきました。

飽きっぽいっていうのもあって、待ちの時間が嫌いなので、すぐにトレンドに行きたくて色々なマーケットに投資してきました。

株式相場が全体的に動かない時期もあるので、そんな時は他のマーケットに行ったりしていました。

だから自分にとっては株式だけしか見ないとか、為替(FX)だけしかやらないということはしません。

例えば株式投資しかないってなると狭くなると思うんです。

不動産でだと、リートと現物不動産があるけど、証券投資はリートの方。

でもどちらも不動産に投資していますよね。

だから形に捉われない、広義の投資として捉えています。

そういう意味で株式投資に絞って投資対象を見るというよりも、多くの選択肢を持っておく方が良いと思っているので、いろんなものに投資しています。

限られた投資対象であれば、その道の天才的な専門家たちには叶いません。

けど流れに乗るというのは、プロじゃなくてもできます。

仮想通貨なんて誰が買っても儲かった時期があったように。

投資対象を限定しなければ、流れに乗る投資ができます。

自分のような凡人が勝つ方法はここにあると思っています。

何でも投資してみて得られた副産物

いろんなマーケットに投資していると、広く浅くなってしまうと思いがちですが、実はそうではありません。

個々に対しても深くなっていきます。

理由は全ての相関性を見るようになるからです。

その例として私がルーティーンとして見ている指標を挙げます。

NYダウ・ダウ先物
米国10年金利・30年金利
原油

債券
為替
日経平均株価

あらゆるものに投資していると、何か異変が起きた時にすぐ気づけます。

米国債の金利が下がった時に、為替が動いていない。

だったら、為替が出遅れているので、ドルショートの動きが起きるとか。

株式や為替のチャートだけで売買をして稼いでいる人たちは、こういった異常に気づくのが遅れることがあります。

だから私は基本的にチャートを見て投資はしません。タイミングを図る時だけ見る程度です。

市場には天才的な専門家たちがいる中で、その人たちに対抗する手段は、あらゆる戦場で戦っていくことだと思っています。

負けを無駄にしない

投資をする上で、負ける(損をする)ことは避けては通れません。

投資を続けていけば誰だって損します。

けれど損を無駄にしないことが大事だと私は考えています。

投資する際は、前提を立てて、だから上がる、下がるという予想のもと投資判断をすると思います。ただその時想定していなかったことが起きたから、損している。

最初に投資した理由はなんだったのか、なぜ予想と違う結果になったのか。

その検証をしていけば、失敗は無駄になりません。

だから前提が変わらない限り、ナンピンしたりします。

前提が崩れたら、その時が降りるタイミングとしています。

でも、なかなかそれができないから、最後はメンタルが重要になってきます。

メンタルを壊さないポートフォリオ作り

メンタルを壊さないポートフォリオを作っておくことはが本当に大事だと考えています。

この考え方でポートフォリオを組んでいるかどうかで、マーケットが乱高下した時の判断に大きく影響が出ます。

少々なことが起きても、冷静に対処できるようにしておくということです。

そのために逆相関の資産をポートフォリオに組み込むのです。

例えばポートフォリオが株式のみの場合、金融危機など有事の際に株式市場全体が暴落してしまうと、全ての株式が評価損を抱え、身動きが取れなくなります。

ナンピンなどする気も起きません。

そんなことにならないように、債券や金をポートフォリオに組み込むなどして、資産全体の落ち込みを防ぐのです。

投資で勝つにはこれが大事です。

リーマンショックの時は何もできませんでしたが、今の自分ならあの時別の行動をとっていたかもしれません。。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は私の経験談から、投資の怖さと勝つための投資手法についてお話ししました。

投資をやる上で、マーケットの暴落や予期せぬ事態というのは避けては通れません。そんな時に冷静に対処できるように準備をしておくことで、ピンチがチャンスに変わるかもしれません。

少しでもご参考にしていただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

※当ブログに掲載されている記事について

当ブログに掲載されている記事は、あくまで個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
また当ブログ記事に書かれている内容は、100%正確であるとは限りません。

あくまでも投資は自己責任でお願い致します。